2018年読んだ本
愛に乱暴
ミゾミゾした。人の心は移ったらもとに戻らないんだなと思った。哀しい物語だったけど、読む手止まらず上下巻一気読み。
この闇と光
途中までヨーロッパの話だと思ってたらちがった。不思議な世界観だったけど、妙にリアル。自分を理解してくれる人とは。
レインツリーの国
君一人で決めんなや、二人のことやん、と思います。
聴覚障害者がヒロインの本。主人公とヒロインの想いに共感したり、ムズムズしたり。引用文は前後も含めてかなり感銘を受けた。というか決断を一人ですることも大事だけど、相手ありきの話なら尚更やなと思った。
影法師
時代小説。泣いた。時代小説は苦手だったけど、面白い。友情、友情、とにかく友情。自己犠牲の精神に感服。
そして誰もいなくなった
名作。面白い。みんながみんな疑心暗鬼になっていく狂気。どんどん読めた。
神様のカルテ
某副院長先生おすすめの、現役医師の著書。泣いた。地方の医療現場について詳細な物語だけど、医療系の小説ではなくて、ヒューマンドラマ。登場人物の色が立つあたたかい本。
シルエット
ふわふわした主人公の後悔先に立たずな本。日常の中にヒントが散らばってるのに、見ないでるから分かった時には遅いパターン。すぐ読み終わる。
八日目の蟬
フェミニズムがすごい。あまりリアルじゃないけど世界観に引き込まれた。絶対に絶対に逃げきれるわけないのにもう少しだけでも長くいてほしいと願ってしまう。せつな面白い。
レイクサイド
大人も子どもも一人の人間で、むしろ大人のほうが色々考えすぎてだめだし、子どものほうが素直で行動的。最後、ギョッとした。
ユートピア
最初あまり進まなかったけど、途中から面白くてどんどん読んだ。ママさんたちの世間体とか性格上の複雑なやりとりもそれぞれに共感と反感があったけど、なんと言っても最後のどんでん返し。真相を知った瞬間のせつなさはハンパない。子どもは敏感。
人魚の眠る家
脳死判定、どこまでが生きているということ?分からなくなる。途中、騙された。みんな現実を受け止めるために、自分のために必死だなと思った。
ノルウェイの森
ほぼ官能小説。だいたいのことをセックスで解決してる感。自殺は一見、自己完結だけど、こうやって余波を残して、どんどん人の心を削って、残された人は考えに考えを重ねて病んでいく。
よるのふくらみ
三角関係?あまり進まなくて、前半で断念。
白いしるし
漫画を読んでるような感じ。恋愛小説だけど、情景が浮かんだ。みんな自分の好きな人(一方通行)のことを信じてすがって疲れないのかな。
虚ろな十字架
推理小説。犯人の動機に隠れる、過去の過ち。ほんとうに小さなことから起きる殺人。どんどん読める。
木漏れ日に泳ぐ魚
暗い。恋人がお互い疑い合って、解放される。兄妹の恋愛かと思ってちょっと引いてたけど、真相が明らかになるところはグイグイ引き込まれた。想像が想像でしかない感じ。
イニシエーション・ラブ
面白い。どういうこと?ってなった。騙された。題名どおり、通過儀礼的な恋愛。一過的。
豆の上で眠る
ミステリー。主人公が本ものの姉を探し求める複雑なお話。どうなるの?と思って読み進めた。ちょっと世間離れしてる。
イノセントデイズ
厚さではなくて、いろんな立場からのエピソードたっぷりで、そういう意味でボリューミー。結論は納得いかないけど、客観的にはこれでよかった感?人を救うことの難しさ。
ハゴロモ
疲れた心にしみる逸品。お父さんを亡くしてしまったお母さんが、状態は良くないけど、お父さんを好きだった、結婚してよかった、という想いでいることに感動。また読みたい。
サヨナライツカ
バンコク舞台、情景が目に浮かび、王国の優美な世界。だけど切ない、悲しい、気持ち。人を好きになることは素敵だなと思う。
夜明けの街で
ミステリーと不倫。ハマってく不本意さ。オチはスッキリ。
- 作者: 東野圭吾
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アヒルと鴨のコインロッカー
面白い。騙された。キャラの個性が魅力的だった。
舟を編む
辞書作りがよくわかる。想いを継いでくれて、辞書作りに向いている人がいて安心した。
カラフル
ファンタジー?夢の中みたいな感じ。生まれ変わっても自分になりたい(なりたくないけど)そんなふうに一瞬思わせる。
失はれる物語
生きてるのに死んでいるような、暗い闇の中でせつない話。目が見えるって幸せ。
クリムゾンの迷宮
サバイバルゲーム?面白かった。最後ゾッとしたけど、どうなるのか次ページが気になって、どんどん読めた。
- 作者: 貴志祐介
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螺旋の手術室
これから読む本。
残酷すぎる成功法則
教授おすすめ。まだ序盤で途中なので、来年読む。
今年は30冊?もっと読んだ感じしたけど。
図書館本を一回も借りてないので、だいぶ散財した1年。
来年はもっと魅力的な本に出会いたいな。